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turbo717's Activity 

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招き猫

陶器製の招き猫の物語です_story(361) 2005.12.16



土日かけ、北日本から西日本にかけて寒波の襲来予報。

岐阜県土岐市の「道の駅 志野・織部(おりべ焼きの織部です)」に行ってまいりました。大変落ち着きのある、おしゃれの陶匠の里です。いつも大変賑わっているのは、中央道土岐ICから1kmと、大変便利な立地条件であることと、展示されている陶芸品のバラエティーにあるとおもいます。

そこで、巾着に収まった、招き猫をみつけましたので、買ってきました。高さ6cmくらいの小さいものです。左手をちょこんと上げた三毛猫です。

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実は、これより前に、高山市の民俗村「飛騨の里」で土産屋の軒先に大きな招き猫が飾られていました。右手を挙げたり、左手を挙げたりしていましたので、気にはなっていましたが。

招き猫の説明書によると、上げている手が右手か左手か、毛の色、手の高さはなど、いろいろ理由があるようです。

上げている手--右手・・『銭を招くもの』、左手・・『客を招くもの』
   
手の向き--手のひらの表裏は、日本では手のひらを外に向け、外国用のお土産は、手の甲羅の面を外に向ける。(習慣の違いから)

手の高さ--高ければ高いほど遠くの福を招く。

毛の色--白・・「福を招く」、金・・「金を招く」 黒・・魔除。三毛・・白に黒や茶色の斑のついた猫で、洋の東西を問わず、三毛猫のオスは幸運を招くとして珍重されています。

メスオス・・・右手を挙げているのが雄猫、左手を挙げているのが雌猫。




国際色・・手招きで、人を呼ぶ方法は、何種類かあり、日本流の方法(手のひらを向こうにして「おいでおいで」とする)は、日本、中国、台湾、インド、トルコ、ギリシャ、イタリア、スペインなど、地中海沿岸から日本までのベルト地帯。下記エリアでは、追い返す合図となるようです。農耕民族のベル地帯のようです。

手の甲を向こうにむけて、オーライオーライとして指を前後させる地域は、モンゴル、フランス、米国、イギリス、ノルウエー、スゥエーデン、フィンランドなど上記とは別のエリア。狩猟民族のベルト地帯のようです。

外国にいく場合はこのあたり注意が必要です。

招き猫の変り種・・
ドルキャット・・手のひらを上に向け、指や手を上下させる。青い目をして小判の代わりにドル硬貨を持つ。外国人のお土産。



絵は、巾着に入った招き猫の置物。
上からの図、正面図。



事典:
招き猫
二頭身に垂れ目という典型的な招き猫は、常滑で創作されたようです。
「常滑 招き猫」と検索すると、どっさり情報が得られます。



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